犬のしつけ方教室@県立幕張海浜公園 のお知らせ
- 2010.09.29 Wednesday
- ドッグ・イベント
- 17:39
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- by 本村 慎悟
院長の柳先生とは、私がサラリーマンをしていたころの仕事を通じて知り合った仲です。
20年ほど会っていなかったのですが、今夏、ひょんなことから、お互いに動物の世界にいることが判明、共通の友人とともに暑気払いをしたときに、「愛犬なんでも相談会」をすることに。
通常は、病院の診察室としてお使いのスペースを会場として提供していただきました。
こんな感じです。
今回は、初めてだったので、完全予約制で、最大1時間に2組ずつと、1件のご相談に十分な時間が取れるように配慮していただきました。
相談にみえた飼主さんとワンちゃんは6組。
パグちゃん、チャイニーズクレステッドちゃん、トイプーちゃん、ダックスちゃん、チワワちゃん、ポメラニアンちゃんと、それぞれの飼主さんです。
ご相談の内容は秘密!!ですが、みなさん、少し安心して帰っていただけたと思います。
診察室外でのご相談を受けたケースもあります。
ワンちゃんの保護をなさっている方がボルゾイちゃん、コーギーちゃん、チワワちゃんを連れておみえになっていたので、病院の外の路地では、ワンコを囲んで、犬談義に花が咲きました。
お世話になった柳先生と病院のスタッフさん、本当にありがとうございました。
調子にのって(^-^;、次回10月24日(日)以降、月1回の相談会開催が決まりました。
お近くの方、よろしければ、お越し下さい。
どこにも出かける予定がなかったのを幸いに、1ヶ月ぶりにキララをシャンプー。
今回は、お出掛けやゴミ拾いのあとのバーバキューなど、ちょっと汚れやニオイが気になってきたので短めのインターバルでお風呂です。
お悩み相談でも、「シャンプーは何日おきにすればいいの」なんて聞かれる事もあります。
どうやら、1日おきになさっているなんて方もいるようですが、人間の皮膚と違って、ワンコの皮膚は意外と弱いので、あまり頻繁になさるのもかえってよくないようです。
通常は、2週間以上あいだを空けるのがよいとされています。
うちでは、1ヶ月から2ヶ月に1度ぐらいシャンプーをしています。
ところで、キララはシャンプーが大嫌い。
キララが小さい頃に、何も知らずに上からジャージャーと水をかけたのがいけなかったようで(^-^;
耳元で「おふろ」と言ったとたんにケージに隠れます(^-^;
お散歩から帰って、まずはブラッシング。
ピンブラシで、汚れを取るとともに、いつもより念入りに下毛もとります。
そのまま、シャンプーすると風呂場の排水溝がつまります。
それからバリカンを使って、足の肉球まわりの毛をカット。
ついでにお尻のまわりもカット。
玄関で、横に寝た状態でおとなしくカットされているキララを見ていると和みます。
ここまでが、キララの下準備。
嫌がるキララを誘導しながら、お風呂場へ。
キララをお風呂場に閉じ込めたら、シャンプー液の用意。
といっても、シャンプー液をパーマ液を入れる先の細くなったケチャップを入れるような容器に移すだけですけど。
これを使うと、体の下の部分を洗いやすくなります。
さて、キララの待つお風呂場へ。
まず、毛が流れないように、排水溝に生ゴミネットをセットして、洗面器に、シャンプー液を入れてお湯を入れて泡立てます。
ちなみにシャンプーは植物性のものを使ってます。
汚れの落ちは今ひとつかもしれませんが、刺激も少ないので、石油系のものより安心です。
最初にするのは…
肛門腺絞り〜
クチャイ液がピュッと飛び出します。
キララの肛門腺液は、水っぽいので、かなり飛びます。
うーん、結構たまってたなあ、と思いながら、とりあえずシャンプーの泡をつけてから、お尻のまわりだけ洗い流します。
その後は、お風呂の椅子にすわって、ゆっくりとシャンプーに取りかかります。
全身をよくぬるま湯で洗い流します。地肌まで水が届くように、汚れを洗い流すようにきっちりやります。
ここをしっかりすると、汚れが落ちやすいとトリマーさんが教えてくれました。
キララは、これだけで、もう「出たいよう〜」って感じ。
シャンプーの泡をつけながら、全身をマッサージするように洗います。
体の下の部分は別容器で泡を吹き付けながら洗います。
さて、問題の顔の部分。
マズル(お口の部分)を下から押さえた状態で動かないようにしておいて、もう一方の手でシャンプーが眼に入らないように洗います。
オッケー。これからが大事なススギです。
ススギを充分にしないと、シャンプー液が残って、毛玉の原因になったり、痒みの原因になったりします。
まずは、顔から、耳に水が入らないように押さえながら、頭のてっぺんにシャワーノズルを押し付けます。
ちょっと、かわいそう(^-^;
それから、体全体、体の下、脇の下、足先とよくすすぎます。
これを2回繰り返して、手で絞ってシャプーの泡が出て来ない事を確認。
さあ、シャンプーお終〜い。
タオルドライ開始です。
ブルブルするのを防ぎながら、全身の水分をできるだけ吸い取ります。
放してやると、キララはリビング中を走り回ります(^-^;
たぶん、家でシャンプーをしているワンコのほとんどがする行為だと思いますが(^-^;
体中をゴシゴシやられると、ワンコのテンションは最大限に上がります(^-^;
滅多にテンションが上がらないと思われているキララですが、しっかりテンション上がってます(^-^;
一段落したら、今度は、ドライヤーで乾かします。
生乾きや、自然乾燥は、臭いニオイの元になったり、毛玉のもとになったりするので、必ず、ドライヤーで完全乾燥させます!!
まず、耳の中に水が入ってないかどうか、綿棒やティッシュで確認。
耳のまわりと胸回りから乾かしはじめます。
乾かす時は、ブラシを使って、ブロック毎に分けるようにして、毛の根元から乾かしていきます。
ドライヤーを近づけすぎるとヤケドするので、最低でも50センチは離します。
あー、段々手が疲れてくる。
これを毎日やってるトリマーさんはホントに大変なお仕事だと思います。
顔まわりが終わったら、こんどは、背中。
そして、キララをひっくり返した状態で、お腹、下腹部、尻尾をドライしていきます。
最後に、ドライヤーを「クール」にして水分の残ったところを確認。
やっと、終了〜。
昨日のドッグマッサージの先生の見よう見まねで、簡単にマッサージ。
気持ちいいのか、目がトロンとしてきました。
「ヨシ」と声をかけて、解放してあげます。
ここまで、約2時間。こっちも腰が痛いイタイ。
写真があるとわかりやすいのかもしれませんが、実をいうとこの作業はパンツ一丁でやってます(^-^;
20キロを越えるワンコのシャンプーはホントに大変ですねえ。
でも、まあ、今晩一緒に寝た時にいいニオイがするからいいかあ。