やなぎペットクリニックでの相談会レポート など
- 2010.10.31 Sunday
- レポート&報告
- 17:38
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- by 本村 慎悟
心が繋がる上手なシツケ
みんなに好かれるシツケのコツ
教えておいて便利なシツケ
※当日の参加状況により内容は変更されます。
所在地:調布市野水一・二丁目、小金井市東町一丁目、三鷹市大沢二・三・六丁目
交通:西武多摩川線「新小金井」または「多磨」下車 徒歩15分
京王バス(調布−武蔵小金井)「野川公園一之橋」下車
小田急バス(三鷹−武蔵小金井)「野川公園一之橋」下車
小田急バス(三鷹−朝日町・朝日町三丁目・車返団地)
駐車場(有料)
野川公園のマップです。
そして、こちらがチラシでーす。
10月23日の小金井公園での教室には44組の愛犬と飼主さんが集まってくれました。
野川公園の予告をかねて、少しご紹介します。
教室の様子。みんなインストラクターの谷川先生のお話に聞き入ってます。
トランプの上にワンちゃんを座らせて、座らせたカードを拾う枚数を競う「トランプゲーム」の様子。
「オイデ」と声をかけながら、飼主さんは背走する「おいでバック走」の様子。
シツケとゲームを組み合わせたとっても面白い教室でした。
□日時:10/23(土) 10:30〜12:00
□場所:東京都小金井市 「小金井公園 ドッグラン」
ホームページ→http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html)
□講師:谷川のぞみ、黒崎直美(両名とも、SESドッグインストラクター)
※愛犬をドッグランに入れる為には登録が必要です。公園サービスセンターにて登録できます。
うちのキララはおとなしい。
ボーダーコリーらしくないとよくいわれる。
他の犬と遊ぼうともしない。追っかけっこもしない。
日差しのあるドッグランなら、走るより、日陰で寝ている。
走りまわるのは、朝の散歩での家族とのボール遊びの時だけだ。
そんな彼女は、滅多に吠えないのだが、郵便屋さんと雷には吠える(^-^;
特に雷の時はすごい!!
ゴロゴロの音が聞こえたとたん、
耳が「ぴくっ」と動き、
たとえ私の部屋の本棚と本棚の奥の隙間に隠れていたとしても、
「カチャカチャカチャ」と爪の音をたてながら、
いつもの数倍のスピードで飛び出してきて、
窓に向かって走りながら、
「ワンワンワンワンワンッ」と吠える。
ピカッ。
ゴロゴロ。
「ワンワン」
ピカッ。
ゴロゴロ。
「ワンワン」
ピカッ。
ゴロゴロ。
「ワワン!」
と雷が近づくにつれ、
口のまわりはヨダレだらけとなり、
目は飛び出そうに見開かれ、
そして…吠える。
ピカッ。
ゴロゴロ。
「ワン!ワン!」
ピカッ。
ゴロゴロ。
「ワン!ワン!ワン!」…
自分の家を守ろうとしているのだろう。
未知の侵入音(?)に強烈な威嚇をしているのだろう。
ただ、私はこんな彼女がいやじゃない。
というか、こんな彼女を見てるのが好きだし楽しい。
動物行動学的には吠える意味や理由はあるのだけど、
そんな視点では見たくないし、考えたくもない。
普段、おとなしくて、家族に一切歯を向ける事などない彼女が、
雷に対してとる必死な態度が好きだ。
雷が10分も続くと、口のまわりは泡だらけ。
ハアハアとひどくパンディングしながら、
ゴロゴロ。
「ワンワン」
ゴロゴロ。
「ワンワン」
私は、あまりに彼女が辛そうになってくると、
まあ、近所の手前もあるのだが
ソファの上で、彼女をギュッと抱きしめる。
「大丈夫だよ」
血走った目と、口角の泡だらけのまま、彼女は私に身を任せ、吠えるのをやめる。
抱いてしまえば、彼女は吠えなくなる。
スラッシュメタル並みのハートビートを感じながら、
私は、彼女を抱きしめたままソファで寝てしまうこともある(^-^;
いいじゃないか、吠えたって。
ワンと吠えるのは、犬だけの特権なのだ。
吠えたら、抱きしめてあげればいい。
吠えたからといって、叱る必要はあるのだろうか。
その前に安心させてあげてほしい。
大丈夫だよ、吠えなくても、と伝えて欲しい。
大丈夫だよ。
あなたは私が守っているから。
小手先のテクニックより、気持ちを伝えてあげればいい
でも、やっぱり、犬は吠えるのだ。
その能力だけは、認めてあげて欲しい。